浄土寺川ダム

九頭竜川水系浄土寺川上流に作られた福井県所有の多目的ダム。
浄土寺川流域の洪水調節、河川維持、上水道用水の供給以外に消流雪用水の供給も行っている。
2008年に竣工したダムで、計画・設計にはシビックデザインを導入している。



浄土寺川ダム
右岸下流から堤体を撮影。
等間隔に配置された縦溝により、何本もの水が流れているような印象を受ける。

浄土寺川ダム
浄土寺川ダムの洪水吐は左岸寄りに設置されており、非常用洪水吐としてクレストによる自由越流が2門、
常用洪水吐としてオリフィスによる自然調節が上下に2門設置されている。

浄土寺川ダム
左岸から堤体を撮影。
完成したばかりとあって、コンクリートが白く新しい。

浄土寺川ダム
左岸上流から堤体を撮影。

浄土寺川ダム
手前の塔がオリフィスゲート、奥の塔が多段式ゲートを備えた取水設備である。

浄土寺川ダム
天端の様子。
自動車の通行も可能。

浄土寺川ダム
天端にある二つの構造物。
手前の建物がオリフィスゲート、奥の塔が取水設備のゲート室である。

浄土寺川ダム
下流の様子。
デザインに優れた堤体であるが、残念ながら下流から堤体を見上げることはできない。

浄土寺川ダム
浄土寺川ダムの放流設備。

浄土寺川ダム
浄土寺川ダムの管理所。
右岸側にある。

浄土寺川ダム
浄土寺川ダムのダム湖の風景。

浄土寺川ダム
ダム湖の上流には大型の貯砂ダムがある。



浄土寺川ダム
 型式:直線重力式コンクリート
 堤高:72.0m
 堤長:233.0m
 堤体積:270,000m3
 流域面積:7.7km2
 湛水面積:10ha
 総貯水量:2,160,000m3
 有効貯水量:1,880,000m3
 貯水池名:浄土寺川貯水池
 水系河川名:九頭竜川水系浄土寺川
 用途:洪水調節・農地防災、不特定用水・河川維持用水、上水道用水、消流雪用水
 着手年:1989年
 竣工年:2008年
 所在:福井県勝山市村岡町浄土寺
 マップコード:240 830 193*28




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