長良川河口堰 その1

長良川最下流に作られた独立行政法人水資源機構所有の大型の可動堰。
三重県桑名市周辺に灌漑用水、上水道用水、三重県中勢地域に上水道用水、三重県北伊勢地域に
工業用水、愛知県名古屋市、知多半島に上水道用水の供給を行っている。
また、塩水の遡上を防止することで大規模なしゅんせつを可能とし、下流域の洪水流下能力の向上に
貢献している。



長良川河口堰
左岸下流から堤体を撮影。

長良川河口堰
長良川河口堰の調節ゲート。
高さ5.7m×幅45.0mのシェル構造2段式ローラゲートを採用している。

長良川河口堰
調節ゲートは全部で10門備えている。

長良川河口堰
左岸上流から堤体を撮影。

長良川河口堰
天端の様子。
堤長が661.0mあるため対岸がとても遠い。

長良川河口堰
調整ゲートの開閉装置室は丸みを帯びた個性的な形状をしている。

長良川河口堰
2段式ローラゲートのため、ローラゲートが2つ設置されている。

長良川河口堰
2段式によりオーバーフロー、アンダーフローによるきめ細かいゲート操作が可能になっている。

長良川河口堰
下流の様子。
河口堰と言っても下流には国道23号線揖斐長良川大橋、更に下流に伊勢湾岸道路揖斐川橋が架かっている。

長良川河口堰
左岸下流観測所。
水位計、波高計、水温導電率計、監査用iTVが設置されている。

長良川河口堰
左岸上流側の様子。

長良川河口堰
長良川河口堰の管理所がある。

長良川河口堰
右岸側の様子。

長良川河口堰
右岸側には閘門がある。

長良川河口堰
右岸閘門の開閉装置室。

長良川河口堰
閘門下流ゲートの開閉装置室。

長良川河口堰
閘門下流ゲート。
高さ6.7m×幅15.0mのシェル構造2段式ローラゲートを採用している。

長良川河口堰
閘門中間ゲートの開閉装置室。

長良川河口堰
閘門中間ゲート。
高さ6.1m×幅15.0mのシェル構造2段式ローラゲートを採用している。

長良川河口堰
閘門上流ゲートの開閉装置室。
上流ゲート室は以前、展望台として開放していたが、訪れたときは閉ざされていた。

長良川河口堰
閘門上流ゲート。
中間ゲートと同じ高さ6.1m×幅15.0mのシェル構造2段式ローラゲートを採用している。

長良川河口堰
閘門からの下流の眺め。

長良川河口堰
上流から閘門を撮影。
ちょうど、船が閘門を通る手続きをしていた。

長良川河口堰
右岸上流から堤体を撮影。

長良川河口堰
手前の構造物は右岸上流観測所。
観測所は右岸上流、左岸上流、右岸下流、左岸下流の計4箇所設置されている。

長良川河口堰
開閉装置室が空の色、連絡橋が川の色に近く、周辺に溶け込みやすい配色がされている。

長良川河口堰
右岸側から天端を撮影。
やはり対岸がとても遠い。

長良川河口堰
長良川河口堰のダム湖の風景。

長良川河口堰
ダム湖に架かる橋は国道1号線伊勢大橋である。



長良川河口堰
 型式:可動堰
 堤高:不明
 堤長:661.0m
 堤体積:不明
 流域面積:1985km2
 湛水面積:不明
 総貯水量:不明
 有効貯水量:不明
 貯水池名:-
 水系河川名:木曾川水系長良川
 用途:洪水調節・農地防災、上水道用水、工業用水
 着手年:1968年
 竣工年:1994年
 所在:三重県桑名市長島町十日外面
 マップコード:38 894 211*63




長良川河口堰周辺の天気







長良川河口堰周辺の地図




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