高山ダム

淀川水系名張川に作られた水資源機構所有の多目的ダム。
洪水調節、河川維持及び、阪神地区へ上水道用水の供給を行っている。
また、ダム直下の高山発電所では最大出力6,000kWの水力発電を行っている。



高山ダム
左岸から堤体を撮影。

高山ダム
高山ダムは非常用洪水吐として6門のローラゲートを備えている。

高山ダム
堤体下部には常用洪水吐として4門の高圧ラジアルゲートを備えている。

高山ダム
右岸から堤体を撮影。

高山ダム
左岸に設置されているホロージェットバルブから河川維持放流を行っていた。

高山ダム
左岸下流に高山発電所がある。

高山ダム
右岸上流側から堤体を撮影。

高山ダム
ローラゲートの様子。

高山ダム
水面下で見えないが、常用洪水吐は予備ゲートとしてローラゲートが設置されている。

高山ダム
天端の様子。
1車線分の幅しか無いが、自動車も通行可能。

高山ダム
手前から順に取水設備、ローラゲートのゲート室、エレベータ棟が配置されている。

高山ダム
エレベータ棟。

高山ダム
ローラゲートのゲート室。

高山ダム
下流の様子。

高山ダム
導流壁と減勢池の様子。

高山ダム
右岸の高台に高山ダムの管理所がある。

高山ダム
高山ダムの管理所。

高山ダム
管理所のある高台から眺めた堤体の様子。
堤体が大きくアーチを描いているのが良くわかる。

高山ダム
右岸にインクラインがある。
かなり急な角度である。

高山ダム
巡視艇が係留されていた。

高山ダム
左岸にはケーブルクレーンの橋脚跡が残っている。

高山ダム
高山ダムのダム湖・月ヶ瀬湖の風景。

高山ダム
月ヶ瀬湖には水質保全として曝気循環設備が4基設置されている。

高山ダム
表層曝気設備も2基設置されている。

高山ダム
月ヶ瀬湖に架かる高山橋。

高山ダム
高山橋から月ヶ瀬湖下流側を撮影。
曝気循環設備が見える。

高山ダム
高山橋から上流側を撮影。

高山ダム
高山ダムの下流には大河原発電所の取水堰がある。
大河原発電所は大正時代に作られた発電所である。

高山ダム
堤高は15m未満である、石貼りのきれいな堤体である。

高山ダム
調整池の様子。
右岸側に取水設備が見える。

高山ダム
大河原発電所の取水設備。
取水ゲートは新しくなっているが、余水路は建設当時のままのようである。

高山ダム
取水堰から2km程下流にある大河原発電所。
発電所母屋は建設当時のままである。



高山ダム
 型式:アーチ重力式コンクリートダム
 堤高:67.0m
 堤長:208.7m
 堤体積:214,000m3
 流域面積:615.0km2
 湛水面積:260ha
 総貯水量:56,800,000m3
 有効貯水量:49,200,000m3
 貯水池名:月ヶ瀬湖
 水系河川名:淀川水系名張川
 用途:洪水調節・農地防災、不特定用水・河川維持用水、上水道用水、発電
 着手年:1958年
 竣工年:1969年
 所在:京都府相楽郡南山城村大字高尾
 マップコード:131 571 890*66




高山ダム周辺の地図




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